ブラームスの「主題と変奏」
 

現在の日本の代表的なギタリスト、福田進一が2005年8月に来日中だった師であるオスカー・ギリアと録音したブラームスの「主題と変奏」。

二重奏用にジョン・ウィリアムズが編曲したもので、原曲はもちろん弦楽六重奏曲第1番の第2楽章です。この曲にはジョンとブリームによるライブ録音と言う決定的名演が存在するのですが、その上でなお心に迫る稀有な演奏と言う意味で好きなのです。ブラームスはこの作品をピアノ独奏用に編曲して、クララ・シューマン41歳の誕生日に贈ったのは有名な話。当時27歳のブラームスが、シューマン未亡人に初めて作品を通して愛の告白をしたわけで、そこには秘めた情熱とやや陰りのある情愛が存在します。ギリア氏と福田さんの絆は男女のそれとはもちろん違いますが、師に対する尊敬と愛情の籠った名演奏として記録されました。当時福田さんは50歳、ギリアは66歳でした。

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Oscar Ghigla & Shin-ichi Fukuda J.Brahms(arr.J.Williams): Theme and Variations String Sextet…
クラシックギター
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