合唱の名演~エリクソンの遺産

合唱の名演~エリクソンの遺産

合唱の名演~エリクソンの遺産③。

エリク・エリクソンはその盤暦で、20世紀最大の合唱音楽家、コダーイ・ゾルターンの作品をほとんど採りあげていません。

ハンガリーの作曲家ではバルトークやリゲティに名演を残しているのでやや意外な感はあります。

「ミサ・ブレヴィス」あたりは遺しておいて欲しかったなと思いますが。

唯一聴くことのできる作品は「イエスと商人」(1934)。

新約聖書の「イエスが祈りの場である教会で信者に物を売りつける商人たちを追いだした」というエピソードに曲をつけたもの。

結構入り組んだ対位法を用いたコダーイの無伴奏合唱曲の中でも代表作の一つとされている作品です。

マジャール語の歌唱ではない(スウェーデン語?よくわからん)ので私自身の演奏体験からするとイントネーションに若干違和感があるのですが、演奏自体の構築力、和声感はさすがで文句のつけようもございません。ブルックナー同様晩年の2010年、スウェーデン放送合唱団との名唱。

クラシックギター