クラシックギターは命の恩人

脳梗塞を起こした80代前半の男性は、右手に軽い麻痺の後遺症があります。

そのリハビリと認知症予防を兼ねて、ギターを習い始めたと教えてくれました。

「そのうち先生に聴かせてあげますよ」と楽しそうです。

脳の血管が詰まる脳梗塞や血管が破れる脳出血などの脳卒中を起こすと、脳のダメージを受けた場所により、

さまざまな症状が体に表れます。中でも多いのが、手や足が動かしにくくなる麻痺の症状です。

できるだけ元の状態に近づけようと行うリハビリには歩行訓練や物をつかむ練習などいろいろですが、楽器の演奏もその一つです。

楽器の演奏は繰り返し行うことが大事ですが、このことが神経的なリハビリに有効なことが分かっています。

繰り返し行う動作には、失われた運動機能にかかわる脳の回路を修復する効果があるのです。

演奏は、音を聴いたりタイミングを取ったりなどいろいろな体の動きを統合して行っています。

これは、体全体の動きを調整するのに役立つと考えられています。麻痺の程度によって、打楽器による簡単な演奏から、

ピアノやギターの楽曲など、練習の選択肢も数限りなくあります。

好きな曲が弾けるようになることで達成感が味わえるのもメリットの一つです。リハビリといっても、つらいことや単調なことは続けるのが難しいですが、楽しさや成果があれば明日もまた頑張ろうと思えるものです。

最近の研究では、楽器の演奏が認知機能に良い影響を与えることも分かってきました。

双子のうち、どちらか1人だけが楽器を演奏する場合、楽器を演奏する人はしない人に比べ、

高齢になったときに認知症となる人が64%少ないことが報告されています。双子は、一卵性

では同じ遺伝子を持つのはもちろん、子供時代の生活歴が似ていることを考えると、

楽器の演奏の有無が認知機能に与える影響は大きいといえるでしょう。

楽器の演奏にはまた、抑鬱(よくうつ)状態を改善し、気持ちを安定させる効果があることも分かっています。

脳卒中を起こした人の3割ほどに抑鬱傾向が見られますが、楽器を演奏したり音楽を聴いたりすることで、ある程度の改善効果が期待できるそうです。

楽器の演奏は、冒頭の患者さんのように病気をきっかけに始めるのはもちろん、元気な人にも勧められます。

「年だから」とあきらめず、やりたかった楽器にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(しもじま内科クリニック院長 下島和弥)

僕も6年前。




酷い脳梗塞で右半身付随言語障害で1年間リハビリしました

今では全快して健康を取り戻しています、ギターは毎日必ず30分以上は練習します
もうそれが習慣になりました、ギターの練習は末梢血管の刺激にもなり血行を高めます

一生懸命練習すると真冬でも汗ばむこともあります
僕のように脳梗塞でギターを弾ける患者は少ないのかもしれませんが
自分自身の人体実験としては楽器の演奏は効果抜群です、もちろん食事や適度な運動、睡眠など
気を使いますが毎日のメリハリとして楽器を弾くのは健康維持には有効な方法だと断言します
高齢になってから楽器を弾くのは大変だと思いますが、治療なのだと思って始めると
長続きします、僕と同じような病気を体験している方は是非おすすめします。

クラシックギター
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