ヘンデルのメサイア(ドイツ語版)

ヘンデルのメサイア(ドイツ語版)
 
 

歴史的名演。

ヘンデルのメサイア(ドイツ語版)。1984年にネヴィル・マリナーがシュトゥットガルト放送響・合唱団と録音したもの。ソリストにルチア・ポップ、ブリギッテ・ファスベンダー、ロバート・ギャンビル、ロベルト・ホル。合唱が素晴らしく、精妙なリズムとダイナミズムが融合したヘンデルらしい壮麗な名演だと思いますが、国内盤は出されていないのであまり知られてはいないようです。ソリストは古楽系ではないとはいえ、それぞれオールマイティな実力者ばかりですから聴きごたえも申し分なし。特にポップのメサイアのソロは貴重ですね。しかし私が感銘を受けたのはテノールのギャンビル。この人は現在はワーグナー歌手としてバレンボイムなどに重用されているのですが、この時期(20代後半)はアメリカを代表するリリック・テナーでした。実はこの声、ヴィブラートのかけ方などが先月急逝した友人で妻の恩師であった大橋正明先生とよく似ているのです。先生もメサイアは得意としていて、何度もイギリスに招かれて歌っていたのですが録音記録などは聴いたことがありません。「ああ。彼もこんな感じだったんだろうな」という感慨にふけってしまいました。ということはともかく素晴らしいメサイアの記録をまた一つ紹介いたします。

 
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