マチネの終わりに見ました

映画を見ました。

主演の福山雅治のギタリストとしての演技は素敵ですよ
実演なのかCGなのかわかりませんが演奏の指使いも
不自然さは無くて秀演でした
ケースを持ち歩くシーンもかっこよかった
僕はいつもケースは背中にしょっていましたが
今度はちゃんと手にもって歩いてみようと思います
演奏家の爪のアップシーンが多いのは映画監督のこだわりでしょうか
クラシックギタリストは右手の爪が命ですから
そのことを視聴者に伝えたかったのかな
あと男性が爪を伸ばすのってセクシーなのかも知れない。

映画は本とはちょっと違ってシーンが飛びますから
たとえば4年後とかにすぐなるので
切り替えが早いし、スポットシーンも多いので
ガイダンス的な感じですが映像や音楽は楽しめました
バリオスの曲が主な演出で使われましたが
セゴビアはバリオスを弾かなかったので
バリオスとセゴビアを結びつけるのは違和感がありました




マチネの終わりにのエンディングの演奏会シーンでは

個人的にはアルハンブラの想い出を弾いて欲しかったのですが
原作者のこだわりもあるので、タレガには急に変えることは難しいのかもしれません
男と女のすれ違いやもつれ合いの回想曲としては
タレガ自身の思い入れで書かれているアルハンブラが一番この映画のエンディング演奏会には
マッチングするのだと思いました。
僕はいつもアルハンブラの想い出を弾く時こんな回想を感じながら弾いています。

福田さんの演奏が多かったので、やはり
現代風のシャープな音楽解釈で清涼感の高い演奏でした
楽器はフレタだったような気がします
最近の演奏はセゴビアと違ってスッキリしていて
スピーディなスタイルが主流なようです
でも僕は相変わらずタレガなどを弾くときは
グリッサンドを利かした濃厚なスタイルが好きです
もう70歳ですのでこのスタイルは死ぬまで変わらないでしょう
映画鑑賞というよりはギター評価になってしまった
映画鑑賞でした。

クラシックギター
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