
年末の放送でフォルテピアノの特集がありました
フォルテピアノというのは僕も知らなかったのですが
番組ではショパンの使っていた時代のピアノでした
現在のピアノはモダンピアノと言うそうです
古楽器ジャンルに属する存在でアンティークとも言えます
フォルテピアノは音量は少ないのですが小さな音が美しく魅力があるそうです
現代人は大きな構成のオーケストラやグランドピアノの音圧さえ感じる
ダイナミズムに慣れてしまって、バロック中世の聴衆の耳とは感覚が違ってしまっているかもしれません
その意味でフォルテピアノは時代をさかのぼって知ることの出来る存在です
クラシックギターを弾いているとその意味がよくわかります
古楽器に共通した音をよく聴く耳を澄ませることです
小さな音量の魅力を感じることができます、
楽器が自然に奏でる倍音の心地よさです
昔は楽器を囲んで少数の聴衆が音楽を楽しみました
ショパンの時代もそうでした
ギタリストのタレガを囲んだ肖像も有名です
大音響のオーケストラも発展していくと思いますが
古楽器の魅力もまた復活する時代もあるのだと信じています
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