ラグリマ涙

ラグリマというのは涙と訳せるが、はたしてどんな意味が含まれるのか、涙なので悲しさとか寂しさとか、だと思う嬉し涙もあるが、この曲想としては、それはないだろう、一つ思い浮かぶのが、対局にあるアデリータである、この曲はタレガの愛娘の死を痛んでの曲と言われるがラグリマも同じような心境を描いたものかもしれないと感じる、長調の部分から始まり短調の悲しさを表現した後長調になり現実の世界に戻る構成になっている、子の親であれば誰しも共感できる解釈だが、もっと宗教的な意味合いも含まれた曲なのかもしれない、とにかくこの曲を弾く時は父親の心境で弾くことにしている、タレガの曲はセンチメンタルな曲が多いがギターという楽器の性質上自然に湧き上がるものなのかもしれない、やるせない鬱っぽさがなんとも大人びた魅力なのだ、弱視だったタレガの苦悩とロマンチストな彼の才能が彼の作品の魅力に繋がる、今練習しているアラビア風奇想曲を早く仕上げて発表したい気持ちでいっぱいである。

 

クラシックギター
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